サービス・商品ロジザードは10日、同社が提供するクラウド倉庫管理システム(WMS)「ロジザードZERO」で英語対応を開始した。
ロジザードZEROは、越境ECや三国間物流の拡大などを見越してログインユーザーID単位でシステムの表示言語を自由に設定できるように開発・設計していた。今回の英語対応により、日本語、簡体中国語に次いで3言語対応のシステムとなった。
これにより、国外の日系企業の物流現場で、日本語を解さない現地採用の作業従事者が無線ハンディターミナルを含むシステム利用を英語で行うことが可能となることから、同社は海外での利用拡大を見込んでいる。
日本企業の海外進出が広がるなか、海外の物流拠点や生産現場などで在庫管理・倉庫管理のニーズが高まっているが、国内で高度なシステム化を実現している企業でも、海外ではインフラ・システム人材・言語などがネックとなって業務のシステム化が大きく遅れている。
ロジザードでは「今回のロジザードZEROの英語対応開始を機に、インターネット経由でリアルタイムに情報共有できるというクラウドサービスの特長を活かし、東南アジアなど各国で正確な在庫管理を実現できる環境を提供していく」としている。
■ロジザードZERO
http://www.logizard-zero.com/