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中国地方の上期国際コンテナ取扱量が過去最高

2015年11月18日 (水)

国内中国地方整備局のまとめによると、中国地方の港湾で上半期(1-6月)に取り扱った国際コンテナ貨物量(速報値)は32.6万TEUとなり、前年上半期実績を6%上回った。2006年に国際フィーダー統計のとりまとめを開始して以降、半期実績としては過去最高を記録した。

5大港の外貿コンテナ取扱量が5.2%減少するなか、中国地方の港湾では2.1%増の25.2万TEUとなり、主に阪神港を利用した国際フィーダーコンテナ取扱貨物量も22%増の7.4万TEUと伸びたことで、全体の数値を押し上げた。

港湾別では、取扱量が最も多い広島港が輸出入ともに増えて4.4%の増加、同地方2位の水島港は特に輸出がけん引して5.2%増、徳山下松港も7.8%の伸びとなった。11港のうち、減少したのは浜田港(20.8%減)と宇部港(5.8%減)の2港にとどまった。

中国地方の国際コンテナ貨物取扱量の推移

▲国際コンテナ取扱貨物量の推移