ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

NTN、米国に3社目のドライブシャフト生産会社

2015年11月19日 (木)

国際NTNは18日、米国で3番目の自動車用ドライブシャフト製造拠点として、インディアナ州アンダーソン市に新会社「NTNドライブシャフト・アンダーソン」を設立したと発表した。

「稼ぐ経営」の重点施策として「ドライブシャフト事業構造改革」を掲げる同社は、これまで米国ではインディアナ州コロンバス市でドライブシャフトを生産してきたほか、2003年に同州フランクフォート市にドライブシャフト前工程品の生産会社を設立。07年にもアラバマ州にドライブシャフト生産会社を立ち上げている。

ここ数年、北米でSUV、ピックアップトラックなどの需要が高まっており、同社のドライブシャフトに対する需要も急増していることを受け、北米既存拠点でフル生産が続いていたほか、今後も堅調な需要の増加が見込めるとして、米国で3番目となるドライブシャフト完成品生産拠点を設立することにした。

新拠点は17年4月から量産を開始し、18年度に220億円の売上を目指す。従業員は17年までに280人とし、段階的に拡大する計画。

■新会社の概要
会社名:NTN DRIVE SHAFT ANDERSON INC.
事業内容:ドライブシャフト製造、販売
所在地:米国インディアナ州アンダーソン市
資本金:4200万米ドル
出資形態:NTN-USA100%
敷地面積:16万2000平方メートル
延床面積:3万8000平方メートル
従業員数:280人