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米マキシム社、SCM部門と製造部門を一元化

2011年9月16日 (金)

荷主米国の半導体メーカー「マキシム・インテグレーテッド・プロダクツ」は16日、開発計画、リードタイム、納期順守を改善するため、サプライチェーンマネージメントと製造部門を一元化したと発表した。統合部門は、CEO直属となっている。同社はこのほか、ワールドワイドカスタマー・オペレーションの創設、地域マーケティングチームの立ち上げなどを同時に打ち出している。

 

同社は、ヴィヴェック・ジェイン氏(製造部門のシニアバイスプレジデント)が主導してサプライチェーンマネージメント(SCM)を統合し、一元化してきた。ジェイン氏は、インテルで14年間勤務した後にマキシム・インテグレーテッド・プロダクツに入社し、サプライチェーン事業だけでなく、フロントエンドとバックエンドの製造を統括。現在はトゥンチ・ドゥルージャCEOの直属となっている。

 

同社の製造モデルは、製品の65%を社内で製造し、残る35%を提携している製造会社に委託するもので、これにより2011年度にはリードタイムを半減させ、現在は7週間にすると同時に、売上を25%伸ばしている。