ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

コマツ、バッテリーフォーク1311台をリコール

2011年9月20日 (火)

行政・団体国土交通省は20日、小松製作所製バッテリーフォークリフトのモーター用コントローラーの不具合により、ステアリング操作ができなくなったり、変速装置がニュートラルであっても走行するおそれがあるとして、同社からリコールの届け出があったと発表した。対象車両は2006年8月24日からことし6月20日までに製作された16車種1311台。

 

国交省によると、コマツ製バッテリーフォークリフトのモーター用コントローラーで、内部部品の材質や製造工程が不適切なため、内部部品の端子部が損傷するものがあるため、コントローラが正常な制御をできなくなり「走行できなくなる」「ステアリング操作ができなくなる」「変速装置が中立位置であるにもかかわらず走行するおそれがある」という。

 

市場からの情報で発覚した。これまでに42件の不具合が確認されているが、事故は発生していない。

 

コマツは、使用者に対して直接電話かダイレクトメールなどで通知し、コントローラーを対策品に交換した上で、改善実施済み車両にはステッカーをダッシュボード前面右上方に貼り付ける。

 

■リコール対象車の詳細は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/000166257.pdf