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豊田自動織機、フォークリフト1255台をリコール

2025年7月15日 (火)

行政・団体豊田自動織機は15日、「トヨタフォークリフト」計1255台について、原動機(走行モータ制御コントローラ)の不具合によりリコールを届け出たと発表した。

対象は1996年9月3日から2016年3月28日に製造された2型式の車両。電動式フォークリフトに搭載しているコントローラの設計検討が不十分なため、高負荷作業を繰り返し長期間行うと金属製のコントローラの端子台が高温となり、クリープ現象を起こすことがある。そのため、端子を締結しているナットの締結力が低下し、端子部の接触抵抗が増加して発熱し、そのままの状態で使用を続けると、コントローラが焼損し走行できなくなるおそれがある。なお現時点で不具合が5件報告されており、事故は報告されていない。

改善措置として全車両、コントローラを対策品に交換する。なお、対策品の準備に時間を要するため、暫定対策としてコントローラ端子部のナットを規定トルクに増し締めする。

■改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001900510.pdf