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いすゞ、「みまもりくん」に不具合、自主改善とリコール

2011年10月20日 (木)

話題国土交通省は20日、いすゞ自動車から、同社が後付け部品として販売した運行情報システム「みまもりくんオンラインコントローラ」を搭載している車両で、システムのコントローラの制御プログラムに不具合があることが判明したため、自主改善を実施するとの報告があったと発表した。

 

自主改善の対象は、2007年4月26日からことし6月28日までに製作された1万1121機。同社は併せてシステムを搭載して販売した車両のリコールを届け出た。

 

不具合は、後付け部品として販売した運行情報システムを搭載している車両で、システムのコントローラの制御プログラムが不適切なため、運行情報を処理する複数の作業が重なった場合、車速データの記録プログラムが停止することがある。このため、システムに内蔵されているデジタル式運行記録計へ、車速データが記録できなくなるおそれがあるという。

 

同社は21日から、システムを取付けている全ユーザーにダイレクトメールで通知するとともに、ホームページに自主改善情報を掲載。全車両、運行情報システムコントローラの制御プログラムを書き換える。