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類似サービスに対抗か

阪神電鉄、荷物預かりサービスの保管料を値下げ

2015年12月18日 (金)

EC阪神電鉄は18日、宅配便を活用した荷物預かりサービス「利創庫」(risoco、リソーコ)の収納箱の大きさの種類を増やし、商品構成・料金体系を変更すると発表した。

阪神電鉄、荷物預かりサービスの保管料を値下げ

同社は5月から利創庫を展開しており、これまでは書籍・書類の保管を中心に展開してきたが、今回の変更で預かる荷物の種類を増やすとともに、料金を引き下げることで類似サービスに対抗する考えだとみられる。

また、家事代行サービスを全国展開するベアーズ(東京都中央区)と18日に提携し、同社のウェブサイトから利創庫の利用を申し込めるようにする。これにより、家庭で収納しきれないモノが発生しやすい「年末の大掃除期」の需要を見込む。

利創庫は、専用ボックス(段ボール)の送付を受けた顧客が荷物を封入し、宅配便で送付した後、荷物を倉庫で保管するサービスで、個人客が段ボール一箱から利用できる。

従来の書籍を倉庫保管するサービスでは、箱を開封して書籍を1冊ずつ登録する際の書籍登録料を1箱500円から200円に値下げし、登録数の上限も撤廃する。30冊を超えた分は1冊10円で登録する。また、これまで800円としていた「1年以上預けた場合の取出手数料」も無料化する。

書籍以外の物を倉庫保管するサービスは、従来の「縦440×横320×高さ210」サイズに加え、「400×330×280」と「450×330×385」の3サイズ構成とする。