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中部運輸局、車検切れ運行発覚受け40社に重点監査

2015年12月25日 (金)

国内中部運輸局は24日、管内事業者の「車検切れ」運行が発覚したことを受け、来年2月に自動車運送事業者40社を選定し、重点監査を実施すると発表した。

車検切れ運行の発覚に伴い、同運輸局は10月21日に車検証の有効期間の確認と点検整備の実施徹底を呼びかけたが、要請の実効性を高めるため、「適切な車両管理による同種事故の未然防止や点検整備の重要性を再認識させ、さらに法令順守の徹底、輸送の安全を図る」ことを目的に、重点監査を行うことにした。

今回の重点監査は、同運輸局が独自に行うもので、車両管理に重点を置いた監査は中部初の取り組み。

過去に車検切れ車両を保有していた事業者やトラック協会による調査報告、公安委員会などからの通報、長く立入監査を行っていないなど、監査の必要性がある事業者――から40社を選び、主に車両管理関係(定期点検)、運行管理関係(点呼状況)を調べる。