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三井住友信託、丸紅傘下の北米貨車リース会社に出資

2015年12月28日 (月)

産業・一般三井住友信託銀行、三井住友トラスト・パナソニックファイナンスは28日、北米の鉄道貨車リース会社に出資する丸紅の子会社「丸紅レールトランスポート」の株式50%を取得することで丸紅と合意した、と発表した。

三井住友信託、丸紅傘下の北米貨車リース会社に出資

丸紅レールトランスポートは、1999年に創業した中堅の鉄道貨車オペレーティングリース会社「ミッドウエストレールカーコーポレーション」の株式80%を保有。ミッドウエストレールカーコーポレーションは、米国の大手鉄道会社や穀物生産会社、食品会社、鉱山会社、メーカーなどに貨車リースサービスを提供している。

三井住友信託銀行、三井住友トラスト・パナソニックファイナンスが株式の50%を取得することで、ミッドウエストレールカーコーポレーションは三井住友トラスト・グループのファイナンス機能とリース事業のノウハウを加え、事業成長につなげる。

丸紅は、新たに三井住友信託銀行、三井住友トラスト・パナソニックファイナンスを丸紅レールトランスポートの株主として迎え入れることで、ミッドウエストレールカーコーポレーションの資金調達力を高め、資産規模を拡大。北米の交通・インフラ事業を強化する。

丸紅は100%子会社の丸紅レールトランスポートと丸紅米国を通じ、ミッドウエストレールカーコーポレーションの全株式を間接保有しているが、今回の株式譲渡に先立ち、ミッドウエストレールカーコーポレーションを丸紅レールトランスポートの100%子会社としたうえで、その株式の19.9%を三井住友信託銀行に、30.1%を三井住友トラスト・パナソニックファイナンスに譲渡する。