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住友商事、独社と共同で航空機エンジンリース

2013年9月17日 (火)

M&A住友商事は17日、ドイツの航空機エンジン製造・整備大手「MTUエアロ・エンジンズ社」(ミュンヘン市)と、航空機エンジンリース事業の共同展開を目的とした合弁会社2社をオランダ・アムステルダムに設立することで合意した、と発表した。

中長期エンジンリース事業を主体とする「住商エアロエンジンリース」と短期エンジンリース事業を主体とする「MTUメンテナンス・リース・サービシズ」を年内に設立する。

多額の初期投資の回避、資産のオフバランス化の必要性などから、航空機用スペアエンジンの長期リース需要が増加しているほか、必要に応じてスペアエンジンを短期リースで手配する傾向が高まっているとして、合弁会社の設立を決めた。

住友商事は、昨年6月に三井住友ファイナンス&リースとともに73億ドルで英大手銀行ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドの航空機リース事業を共同で買収し、事業会社としてSMBCアビエーションキャピタル社をアイルランドに設立しており、対エアライン向けパッケージ型ビジネスの展開を図る。