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北九州市と山陰結ぶ海上輸送でトライアル

2016年1月5日 (火)
北九州市と山陰結ぶ海上輸送でトライアル

▲クレーン作業の様子

ロジスティクス北九州市は5日、鳥取、島根両県と協力し、北九州港と境港を結ぶ新たな海上輸送路の就航を目指したトライアル輸送を行った、と発表した。

九州・山陰間の物流は主にトラックや鉄道が利用されているが、トラックの運転者不足が課題となっていることから、新たな物流ルートを開拓する取り組みとして実施した。

北九州市と山陰結ぶ海上輸送でトライアル

▲積み付け作業の様子

トライアル輸送は、北九州港と境港とを往復するルートで実施。北九州港からは山陰向けの農産物や自動車、境港からは九州各地に向けた農機具や飲料水などを積み込み、到着後は鉄道やトラックに接続し、各地へ配送した。

今後はトライアル輸送の結果を踏まえ、冬場の航路の安全性、所要時間、輸送コストなどを検証する。

■トライアル輸送の概要
日程:2015年12月8-10日
使用船舶:佑勝丸(ゆうしょうまる、499総トン)
使用岸壁:ひびきコンタナターミナル
輸送貨物:北九州港よりコンテナ35本農産物・自動車など、境港よりコンテナ39本農機具・飲料水など
実施主体:鳥取県、島根県、境港管理組合
協力機関:北九州市、国土交通省中国地方整備局、九州地方整備局