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東洋建設、ミャンマーで新ターミナルの建設契約に調印

2016年1月14日 (木)

拠点・施設東洋建設は14日、JFEエンジニアリングとの共同企業体で昨年9月に受注したミャンマー・ティラワ港コンテナターミナル建設工事の契約に調印したと発表した。

▲完成イメージ

▲完成イメージ

同工事はミャンマー港湾公社(MPA)から受注し、昨年12月22日に現地で契約調印式が行われたもので、日本政府が国際協力機構(JICA)を通じて供与する有償資金協力(円借款)を通じて実施される。受注額は138億円、工期は915日で、東洋建設が同国で受注した工事としては過去最大規模。

ティラワ港は、ヤンゴンの南25キロに位置する国際港で、同国の経済発展で物流が急増し、既存の港湾施設で対応できなくなっていることを受けて、大型船舶の入出港に対応し、大規模な物流を取り扱うことができる最新のコンテナターミナルを建設する。

隣接するティラワ経済特別区開発事業(工業団地)とともに、日本政府、ミャンマー政府が協力して開発するティラワ地区開発の一翼を担う工事となる。

具体的には、水深10メートル、延長400メートルのジャケット式桟橋、埋立工、地盤改良工を含め、18ヘクタールのコンテナヤード造成、連絡橋、管理棟など建屋6棟を建設する。