キリンGロジ、外部荷主獲得強化へ広域営業の新支社

▲広域営業支社の新設を発表するキリングループロジスティクスの加藤元社長

ロジスティクスキリングループロジスティクスは19日、広域営業に特化した営業部門として4月1日付で「広域営業支社」を新設すると発表した。

広域営業支社は、北海道・東日本・西日本・九州と地域ごとに展開している支社と連携しながら、2018年度を最終年度とする中期経営計画の達成に向け、広域営業の専門部隊として新規顧客の開拓に取り組む。

キリングループ以外の荷主からの受託を拡大していくため、高度化・広域化する顧客の物流ニーズに対応する専門部署として「サプライチェーンの全体像」を把握する提案営業機能を担う。

同社の加藤元社長は「キリングループ向けの物流業務と外部荷主からの物流受託による相乗効果の最大化を図る。グループ向けの物流で果敢に挑戦する姿勢を持ち、外販事業の拡大につなげていくという目標を明確にすることで、持続的な成長と安定した収益基盤を確立したい」と、広域営業支社を設置した理由を説明した。