荷主ニトリホールディングスは26日、似鳥昭雄社長が代表権のある会長に就任し、後任の社長に同社副社長で物流子会社「ホームロジスティクス」の会長を務める白井俊之氏が昇格するトップ人事を発表した。
同社は2022年に1000店舗、32年に3000店舗を目標に掲げ、14年5月から白井氏を副社長として経営体制の強化、事業の改善・改革に取り組んできた。
今回の社長交代は、グループ事業の意思決定を単純にすることで加速化し、改革スピードの向上を図るもので、同社は「これまで以上に現状の否定をし続けていける体制の構築」を目指すとしている。
白井氏は1979年4月に入社後、01年5月に取締役、10年8月ホームロジスティクス取締役、14年5月にニトリとホームロジスティクスの社長に就任。ホームロジスティクスでは15年4月から会長職を務めている。