財務・人事日本通運が29日に発表した2015年4-12月期連結決算は、売上の4割近くを占める国内複合運送事業で利益を28%伸ばしたことなどにより、営業利益が10.9%増の385億700万円となった。
運送セグメントのうち、国内会社では複合事業、警備輸送、航空事業が減収、重量品建設、海運事業が増収となった。海外では米州、欧州、東アジア、南アジア・オセアニアとすべての地域セグメントで増収。販売セグメントは石油販売単価が下落して減収、「その他」セグメントでは、新たにワンビシアーカイブズが日通グループ入りしたことなどで増収となった。
利益は複合事業が28.7%の増益となったほか、警備輸送が79.7%、重量品建設が42.7%、航空が42.7%、海運が21.7%と全面的に増益を記録した。
[日本通運]2016年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期 第3四半期 | 2015年3月期 第3四半期 | 増減 | ||
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売上高 | 1,434,873 | 1,417,784 | 1.2% | |
営業利益 | 38,507 | 34,729 | 10.9% | |
経常利益 | 45,034 | 41,703 | 8.0% | |
当期純利益 | 27,391 | 24,359 | 12.4% |