ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ロジスティード、EVバッテリー循環物流の構築進む

2025年10月31日 (金)

ロジスティクスロジスティード(東京都中央区)は10月31日、参画する官民連携組織「グリーンEVバッテリーネットワーク福岡」(GBNet福岡)の取り組みが、国土交通省の公募事業「地域連携モーダルシフト等促進事業」に採択されたと発表した。使用済みEV(電気自動車)バッテリーの資源循環を支える物流基盤の構築を目指すもので、11月から実証計画の立案に着手する。

▲バッテリー循環流通の物流機能最適化(クリックで拡大、出所:ロジスティード)

使用済みEVバッテリーは今後、国内で急増が見込まれており、資源の海外流出防止や回収・再利用体制の整備が課題となっている。GBNet福岡は、北部九州エリアで回収からリユース、リサイクル、再製造までを域内で完結させる「福岡モデル」の構築を進める。

ロジスティードは今回の実証で、九州域内における循環物流スキームの設計と効率化、バッテリーの個品情報管理体制の構築を担う。物流現場の運営(フィジカル)と情報システム(デジタル)の両面に強みを持つ同社は、物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を通じて、CO2排出削減と地域経済の活性化を図る。

事業では、回収・輸送・保管・配送での物流機能の最適化▽効率的なバッテリー取り外し設備の検討▽電池情報を共有するデータ連携基盤の構築──の3点に重点を置く。2026年度以降、実証段階に入る予定で、資源循環と脱炭素型物流の両立を目指す。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。