M&A商業施設向けDXサービス「NEW PORT」(ニューポート)を運営するスタートアップ、スカイファーム(横浜市西区)は10月31日、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンドを引受先とする第三者割り当て増資を実施し、資金調達を行ったと発表した。資金調達によって、海外展開を含む対応施設の拡大のほか、配送ロボットやスマートロッカーなど外部システムとの連携の強化などを進める。
同社のNEW PORTは、フードコートのテーブルオーダーやデリバリー、テイクアウトの事前注文など、さまざまなモバイルオーダーを統合的に構築・運用できるプラットフォームで、購買データを活用した販促や施設全体における顧客体験価値の向上などを支援する。すでに国内の大型ショッピングセンターやフードモールを中心に多くの導入実績があり、商品のオーダーから決済、自動配送までシームレスに提供するロボットデリバリーサービスも構築している。
阪急阪神不動産は出資に合わせ、両社で事業提携契約を9月に締結した。今後、同社グループが運営する商業施設などにNEW PORTを導入し、将来的なスマートシティの実現に向けた取り組みにつなげていく。
出資を受け同社では、購買データを活用した販促・リーシング機能の強化を図り、商業施設や百貨店のほか、街ナカまで対象を広げた施設DXシステムの開発を進めていく。さらにロボットとの連携による無人配送の強化にも取り組み、人とロボットが共生する新しい街の体験価値創出にも寄与するとしている。
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