調査・データ不動産管理向けシステム開発のライナフ(東京都文京区)は10月31日、全国の軽貨物ドライバーの9割近くが、置き配によって「1日30分以上の時短」を実感しているとのアンケート結果を公表した。置き配はすでに配達現場に定着し、業務の効率化や再配達の削減、ストレスの軽減といった多くのメリットがあるとしている。
アンケートは7月28日から9月17日まで、軽貨物ドライバー150人を対象にインターネットを通じて実施した。
同社によると、普段の配達業務での置き配の割合について35.3%が「7割以上」と回答し、「4-6割」の29.3%と合わせると、64.6%となった。置き配の全体的な印象については、76.7%が「非常に便利」と回答し、現場で歓迎されていることが分かった。
置き配による配達時間の短縮効果を尋ねたところ、「1日1時間以上短縮できている」が44.7%で、「30分‐1時間短縮できている」が44.0%を占めた。合わせて88.7%が「30分以上短縮できている」と回答した。
また、置き配の指定が増えた場合のメリットを複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは「再配達が減る」で、次いで「対面時間が不要になり時間短縮になる」「自分自身のストレスが減る」との回答が続いた。
同社は「置き配は利便性向上だけではなく、人手不足が深刻化するなかで、生産性を向上させる有効な配達手段となる」などと指摘。「置き配に対するドライバーからの評価は高く、今後のさらなる普及に対する期待も大きい。今後のラストワンマイル配送を支える重要な手段の一つとして注目される」としている。
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