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物流企業はスキマバイトを積極活用、シェアフル

2025年10月31日 (金)

調査・データスキマバイトアプリの運営などを手がけるシェアフル(東京都港区)は10月31日、同社のサービスを利用して求人を行っている企業の46%が週に数回以上、求人を掲載しているとの調査結果を公表した。特に物流業界では「高頻度」「計画的」な求人掲載が多く、スキマバイトを普段から人材確保の手段として活用していることがわかった。

今回は同社の求人アプリを活用している企業の担当者を対象にスキマバイトを募集する頻度やタイミングに関するアンケートを行った。調査は7月25日から9月2日までインターネットを通じて実施し、207件の回答があった。

調査結果によると、スキマバイトに求人を掲載する頻度は「週に数回以上」が全体の46%を占め、最も多かった。そのうち36%が「ほぼ毎日」求人を掲載していると回答した。次いで「月に数回」の33%が続き、「年に数回」は21%だった。

業界別に見ると、物流業界の63%が「ほぼ毎日」(35%)、「週に数回」(28%)と「高頻度での利用」をしていた。一方、小売業界の71%は「週に数回」(35%)「月に数回」(36%)と「中頻度での利用」が最も多く、飲食業界では中頻度から低頻度で回答が分かれた。いずれも人手不足といわれる業界だが、業種ごとに利用方法に差があった。

求人を掲載するタイミングの計画性についても、物流業界と小売・飲食業界で差が見られた。高頻度での利用割合が高い物流業界では「ほとんど計画的」との回答が40%と高く、「ほとんど計画的に、ほぼ毎日出している」という傾向が見られた。中頻度での利用割合が高い小売業界や、求人を掲載する頻度にばらつきがある飲食業界では、計画性に関する回答割合にばらつきが見られた。

同社は「求人掲載の頻度やタイミングについては、業界特性などで大きく異なる傾向があったが、恒常的な人材確保の手段としてスキマバイトが定着している様子がうかがえる」としている。

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