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日立建機、ブラジル市場への進出本格化、合弁工場建設

2011年10月4日 (火)

拠点・施設日立建機は3日、ブラジル市場に本格進出するため、米国のディア社と油圧ショベルの製造・販売の合弁会社を設立することで合意したと発表した。

 

日立建機が世界トップクラスの油圧ショベルの技術を供与し、合弁会社が現地生産を行い、農機で現地に強固な地盤を持つディア社がマーケティングを担当する。

 

日立建機とディア社は、1988年にアメリカ・ノースカロライナ州で製造・販売の合弁会社を設立するなど、北中南米でパートナー関係を築いており、今回のブラジル合弁事業を「長期的な成長機会を追求するもの」と位置づける。

 

合弁会社は月内に設立し、日立建機が40%を出資。中型油圧ショベルの製造・販売、ミニショベル・油圧ショベルの輸入販売を手掛ける。2012年1月頃に工場の建設に着工し、12年4月頃から輸入完成車の販売を開始、13年7月頃には現地で生産を開始する。生産能力は年間約2000台を見込み、現地産化比率を60%以上とする。工場の敷地面積は20万平方メートル。