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第一中央汽船、再生計画案の提出期限3月末に延期

2016年2月3日 (水)

ロジスティクス民事再生手続き中の第一中央汽船は、再生計画案の提出期限の3日、東京地裁に期限の延長を申請し、3月31日まで延長することが認められたと発表した。

同社は、スポンサー選定手続きを進めながら、現在の海運市況を踏まえて「特定のスポンサーによらない再建方法」も検討。この結果、スポンサー候補として数社から支援案が提示された。

一方で主要債権者でもある船主を含む、国内の海事クラスターは、「特定のスポンサーによらない再建方法」と資金支援の意向を表明している。

こうした状況を踏まえ、同社は再建方法、債権者に対する弁済の最大化、債権者集会での可決可能性、その後の履行可能性を十分に検討し、具体的な再生計画案を立案するためには「今暫くの時間が必要」と判断し、再生計画案の提出期限の延長を申し立てた。