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ミツバ、子会社を合弁相手の米国メーカーに譲渡

2010年7月30日 (金)

話題自動車モーターメーカーのミツバは29日、同社が保有するミツバ・ウオルブローの全株式(発行済株式数の50%)を譲渡すると発表した。譲渡先は英国のTIオートモーティブ・ホールディングス社。

 

ミツバ・ウオルブローは1987年に米国ウオルブロー社とミツバの折半出資で設立した合弁会社。99年に米国TIグループ・オートモーティブシステムズ社がウオルブロー社を買収し、TIオートモーティブ・ホールディングス社に株式を譲渡。ミツバとともにそれぞれ50%の株式を保有していた。

 

ミツバ・ウオルブローの当初の設立目的はウオルブロー社が製造する燃料ポンプ用アーマチュアの供給にあったが、TI社内でのミツバ・ウオルブローの戦略的な位置付けが徐々に変化し、TI社との間でミツバ・ウオルブローの経営の主体性について協議。この結果、ミツバ・ウオルブロー株式の全数を同社に譲渡することで合意したもの。