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北海道新幹線との共用走行開始に備え

JR貨物、時刻改正実施本部を前倒しで設置

2016年2月12日 (金)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は12日、今年度のダイヤ改正(3月26日)に向けた「時刻改正実施本部」の設置時期を1か月近く前倒しで設置した、と発表した。

例年は時刻改正日の1か月前に設置しており、例年に倣えば2月下旬となるが、今回の改正では北海道新幹線の開業に伴い、世界初となる新幹線と貨物列車との共用走行が開始されることから、本部を前倒しで設置することにより、準備期間を長めにとって安全面に配慮する。

共用走行開始に伴い、同社ではEH800形式交流電気機関車の投入や駅作業など、大きな変更が生じることになる。

時刻改正実施本部は、本社鉄道ロジスティクス本部内に2日付で4月5日10時まで設置。鉄道ロジスティクス本部長が実施本部長を務め、安全・営業・運輸・車両・保全・総務各部門の責任者、担当者で構成する。

併せて北海道・東北・関東・東海・関西・九州の各支社でも、同様の本部を同じ期間、設置する。