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イーレディー、越境EC「自動」出品サービスを開始

2016年3月10日 (木)

ECイーレディー(eLADY、東京都港区)は9日、同社が開発した越境EC自動出品プラットフォーム「LISUTO!」(リスト)の提供を開始した。このサービスを利用することで、EC事業者は商品をリストにアップすることにより、全世界のECモールへの出品が可能になる。

リストは独自開発した特許技術をベースとする出品エンジンにより、日本語・英語・中国語・ポルトガル語・ドイツ語の5か国語変換、フォーマット、カテゴリーIDなどECサイトごとの情報をマッピングするほか、在庫管理を各ECサイトと連動させ、商品カタログ作成機能を備えており、国境をまたぐ複数モールでも円滑にネット販売を行うことができる。

当初はファッション、時計、モバイル、PC、カメラ関連、釣り・ゴルフなどのスポーツ関連、電化製品、キッチン用品などのカテゴリーを対象にサービスを開始し、2017年3月までに大手モールの主要カテゴリーをすべてカバーして、海外向けの販売支援を行う計画。

サービス開始時には、まず日本の事業者の欧米マーケット向け販売支援からスタートし、16年冬には中国マーケット向けのサービスにも拡充する。17年をメドに海外拠点を整え、海外から日本に向けた販売支援を展開、欧・米・中国間の販売支援なども行う。

これまでのECサイトでは、国内モールに出品している販売事業者が言葉の壁、システムの壁などから出品中の商品をほかのECサイトで横断展開することが難しく、海外のECモールで商品を販売することにも高いハードルが存在した。同社は「世界初の画期的な越境EC自動出品プラットフォームとして進化を続け、ネットショッピングの世界を楽しく、便利に、ボーダーレスに広げていく」としている。