ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

三井物産、ミャンマーで肥料事業に参入

2016年3月11日 (金)

荷主三井物産は10日、東南アジアの化学品販売大手のベンメイヤーと合弁でシンガポールに投資会社を設立し、この投資会社を通じて、ミャンマーに肥料の製造・販売事業会社「アグリファースト」を立ち上げて同国で肥料事業に参入すると発表した。

アグリファーストは、同国ティラワ工業団地で12億円を投じて年間10万トン規模の粒状配合肥料の製造設備と倉庫を建設し、2017年5月から操業を開始する。三井物産は子会社を通じて投資会社の株式49%を取得する。

三井物産では「農業資材事業の基盤拡大を通じ、食糧と農業の攻め筋を強化するもの」と説明している。