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国交省、山陽道事故受け全ト協に安全徹底要請

2016年3月22日 (火)

行政・団体広島県東広島市の山陽自動車道下り線の八本松トンネル内で、渋滞の列に事業用トラックが追突し、車12台が絡む事故が発生したことを受け、国土交通省は全日本トラック協会に対し、安全対策と事故防止の徹底を会員運送事業者に周知するよう要請した。

この事故では2人が死亡し、71人が負傷する重大事故に発展。広島県警が渋滞の最後尾に追突したトラックを運転していた男性ドライバーを過失運転致死の疑いで逮捕するとともに、所属する運送会社「ゴーイチマルエキスライン」を家宅捜索。さらに、国交省が特別監査に乗り出した。

広島県警では、現場にブレーキ痕がないことや運送会社から押収した資料を調べた結果、ドライバーが居眠り運転していた可能性があるとみて、さらに調べを進めている。

全ト協は国交省からの要請を受け、会員事業者に事業用トラックの安全運行の徹底を呼びかける文書を発信した。