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富山化学工業、注射工場を新設

2011年10月27日 (木)

メディカル富士フイルムグループの富山化学工業(東京都新宿区)は27日、富山事業所にペニシリン系注射薬の製剤、包装を行う注射工場を新設すると発表した。

 

新注射工場の総工費は約40億円で、2012年2月に着工し、同年10月竣工、2013年5月から商業生産を開始する。

 

現行の注射工場は1980年に竣工し、その後は設備増設、改良などで生産量増大に対応してきたが、ゾシンなどペニシリン系注射剤販売量の増加に伴い、さらなる設備増強が必要なことから、新たな無菌医薬品製造指針への対応も可能な新注射工場を建設することにしたもの。

 

新注射工場では、最新の無菌注射製剤設備の導入と自動化を進め、大幅なコストダウンを図る。

 

■新工場の概要
建設名称:新注射工場
延床面積:約3380平方メートル(鉄骨造3階建て)
総工費:約40億円
完工時期:2012年10月末