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富山化学、ペニシリン系注射薬の新工場を建設

2012年12月26日 (水)

拠点・施設富士フイルムグループの富山化学工業(東京都新宿区)は25日、富山事業所(富山市下奥井)にペニシリン系注射薬の製剤、包装を行う新工場「508工場」を建設すると発表した。

新工場の総工費は35億円で、既存工場の設備更新・増強を目的に2013年1月から着工し、同年9月に完工、翌年から商業生産を開始する。同社では、「ゾシン」などのペニシリン系注射薬の販売増加に対応するため、2月に507工場の建設に着工、11月に完工し、来年5月の商業生産開始に向けて準備を進めている。

新工場は、最新の無菌注射製剤設備や自動化ラインを整備するとともに、検査工程に富士フイルムの高度な画像技術などを導入。これにより、高品質なペニシリン系注射薬を効率的に生産することができる。

■新工場の概要
建設名称:508工場
構造:鉄骨造4階建て
延床面積:3467平方メートル
総工費:35億円
完工時期:2013年9月末