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3拠点を相模原に集約

DHLサプライ、アクタスの国内倉庫・EC物流を受託

2016年4月6日 (水)

ロジスティクスDHLサプライチェーンは5日、欧州を中心に家具、テキスタイル、インテリア小物全般の輸入販売を手掛けるアクタス(東京都新宿区)と5年間の物流業務委託契約を締結した、と発表した。同社は国内倉庫、EC業務を担う。

アクタスは直営店、卸売ディーラー、法人営業、Eコマースと4つの販路を持つが、国内事業が急速に拡大し、商品カテゴリーごとに物流拠点と配送網を整えていたこれまでの「分散型物流管理体制」が非効率を招き、サプライチェーンの見直しを急いでいた。

DHLサプライチェーンは、アパレル、店舗向け雑貨、EC向け雑貨とこれまで3拠点に分散していた物流拠点を1か所に集約。新拠点には、立地利便性、オペレーションチームの経験値、需要変動時の柔軟対応能力――が高いとして、DHLサプライチェーンのマルチユーザー型施設「相模様原ロジスティクスセンター」を選定した。

店舗向けとEC向け商品の在庫を1か所に集約して一元管理することで、横持ち配送コストの削減、リードタイムの短縮、EC取扱商品数の拡大につなげる。リードタイムは商品アイテムによって最低1日、最大3日日間の短縮となる。