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15年の機械輸出額4.3%増、北米など5地域でプラス

2016年4月14日 (木)

調査・データ日本機械輸出組合(JMC)は13日、2015年通年の機械貿易動向を発表した。機械輸出額は48兆8538億円で前年と比べて4.3%増、3年連続プラスとなった。輸入額は24兆2691億円で4.5%増となり、6年連続で増加。

(出所:日本機械輸出組合)

(出所:日本機械輸出組合)

輸出額の地域別では、「その他」地域向け(前年比2.9%減)を除き5地域がプラスだった。機械輸出の26%を占める北米向け(10.7%増)をはじめ、EU向け(5.3%増)、韓国・台湾向け(8.8%増)、中国向け(0.1%増)、ASEAN・南アジア向け(5.1%増)となった。

業種別では機械輸出額の35%を占める自動車(6.8%増)をはじめ、17%を占める産業機械(4.2%増)、電子ディバイス(6.1%増)がプラスとなったほか、航空機部品(13.4%増)、通信機器(16.2%増)、医療機械10.9%)、農業機械(10.1%増)、鉄道車両(53.4%増)が大幅に増加した。

一方、繊維機械(14.2%減)、建設機械(6.7%減)、光学機械(5.8%減)がマイナスだった。