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三重・熊野の「鬼の国物流協組」、破産手続き開始決定

2016年4月25日 (月)

M&A三重県熊野市の林業振興に向けて活動していた異業種連携の協同組合「鬼の国物流協同組合」(三重県熊野市)がこのほど、津地裁熊野支部で破産手続き開始決定を受けた。

同協組は1986年、地元の物産品の流通拡大を目指し、林業、農業、水産業などの関係者で設立。直営を含む複数の工場を立ち上げ、関西や名古屋方面へ出荷していた。

その後、96年には道の駅「熊野きのくに」の営業を開始し、国道42号線を通る車両の需要で賑わったが、この国道のバイパス道路となる熊野尾鷲道路の開通によって需要が激減し、15年10月23日に閉鎖した。