野村不動産MF、柏市の物流施設を108億円で取得

拠点・施設野村不動産マスターファンド投資法人と資産運用会社の野村不動産投資顧問は9日、野村不動産が保有する賃貸物流施設「ランドポート柏沼南II」を108億円で取得すると発表した。

同施設は4月13日に千葉県柏市で竣工した、延床面積5万1485平方メートルの物流施設で、すでにテナント2社で全棟を利用している。

これにより、同投資法人が保有するランドポートシリーズは、柏沼南IIを含めて7棟・30万7000平方メートル、取得価格も合わせて846.1億円の規模に達する見込みで、過去1年間の平均稼働率は99.8％と、高稼働率を維持。

一方で野村不動産はランドポートシリーズの開発を継続的に進めており、国内で7棟・39万平方メートルを超える規模の開発を推進していることから、「今後も野村不動産グループとの賃貸バリューチェーンを活用した継続的な取得が期待できる」としている。