野村不動産、厚木市で新物流施設に着工

拠点・施設野村不動産と野村不動産投資顧問は22日、神奈川県厚木市で新たな賃貸型物流施設「ランドポート厚木金田」の建設に着工したと発表した。

建物は地上4階建て、延床面積3万8700平方メートル（1万1700坪）とする計画で、1・2階、3・4階をそれぞれ独立して使用できるようスロープを設けて1、3階にトラックバースを設置する。

免震構造の採用、屋上への太陽光パネル、建物内にLED照明の設置を計画するなど、防災対策と環境に配慮した物件となっている。

ランドポート厚木金田は、東名高速道路厚木ICから5キロ、圏央道圏央厚木ICから2.2キロと、高速道路へのアクセスに優れ、首都圏と関西・東海地方をつなぐ拠点として、また神奈川県・東京西部への配送拠点として、適した立地となっている。

工業専用地域のほぼ中心に位置しながら、小田急小田原線の本厚木駅に近く、物流施設として24時間稼働可能な環境と良好な雇用環境を兼ね備える。

計画では、事業主となるSPCから野村不動産投資顧問が資産運用業務の一環として、施設企画・リーシング・竣工後の運営業務などのアセット・アドバイザリー業務を受託。野村不動産が設計・建築に関する監督・管理などのデベロップメント・アドバイザリー業務を受託している。

■ランドポート厚木金田の計画概要
所在地：神奈川県厚木市金田1095
敷地面積：1万7946.37平方メートル（5428.77坪）
延床面積：3万8659.74平方メートル（1万1694.57坪）
構造：鉄骨造・免震構造・地上4階建（1・3階トラックバース設置）
設計・施工：JFEシビル
竣工：2015年（2015年）1月