ロジスティクス常石グループで、中古車販売を手掛けるツネイシCバリューズ(広島県福山市)は18日、離島支援活動として、瀬戸内海に囲まれた大崎上島(大崎上島町)の使用済み自動車40台を海上輸送し、自社工場のカーリサイクル工場への陸揚げ作業を行った、と発表した。
離島の廃車をリサイクルする場合、輸送費が高額になることから不法投棄が問題となっていた。
同社は、離島で発生した使用済み自動車などの海上輸送費に対し、国が支援を行う「離島対策支援事業」を活用し、大崎上島からの使用済み自動車の海上輸送を実施した。
この取り組みはことしで13回目で、これまでに733台の使用済み自動車を回収しており、回収した自動車は、リサイクル工場で適正に再資源化し、中古部品は国内や海外に販売している。