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日本郵船、「攻めのIT経営銘柄」に海運業で初の選定

2016年6月10日 (金)

サービス・商品日本郵船、「攻めのIT経営銘柄」に海運業で初の選定日本郵船は10日、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「攻めのIT経営銘柄」に、海運業として初めて選ばれたと発表した。ITインフラの整備やの刷新などの積極的な取り組みが評価された。

攻めのIT経営銘柄は、東京証券取引所の上場会社の中からIT利活用に取り組んでいる企業を選定するもの。2014年度から始まり、ことしで2回目となる。

日本郵船は、中期経営計画の中で「きらり技術力」をテーマとして掲げ、ITインフラの利便性とセキュリティの向上をはかるため、データセンターの耐災性強化、クラウドを利用したグローバル情報共有基盤の整備、コンテナ船・自動車船の業務基幹システムの刷新を行った。

今後は基盤の整備だけではなくIoT、ビッグデータといった分野への積極的な取り組みとして、コンテナ流動予測に基づく最適化システムの開発や、運航情報を船陸間で共有する仕組みなどを通じた「最適経済運航」を実現していく。