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日本製紙、石巻港に震災後初の木材チップ船入港

2011年11月30日 (水)

話題日本製紙は30日、東日本大震災で被災した同社石巻工場(宮城県石巻市)の復興に関連し、同日宮城県石巻港南浜1号ふ頭に、木材チップ運搬船「プログレイス」が入港したと発表した。

 

同船はオーストラリア・ポートランド港で木材チップ(ラジアータパイン、ユーカリ)約2万5200トンを満載しており、震災後に石巻港南浜1号埠頭に入港する最初の木材チップ運搬船となる。

 

石巻工場は、9月16日に8号抄紙機、今月15日にはN4号抄紙機・4号塗工機の運転を再開した。現在、洋紙の原料となるクラフトパルプの製造ラインを12月中旬から再稼動するための準備を進めているが、この木材チップはその稼働スケジュールに合わせて調達したもの。