ロジスティクス川崎汽船は28日、木材チップ専用船の連続航海傭船について、日本製紙と協定を締結したことを発表した。
この木材チップ船は、2022年竣工予定の新造船で、プロペラ後方にハイドロフィンを搭載して燃費改善が図られているほか、海洋生態系の保護を目的としたバラスト水処理装置を採用。20年1月から施行される硫黄酸化物(SOx)排出規制に対応できるよう、SOxスクラバーも搭載している。
同船は製紙用木質チップ輸送や23年に北海道苫小牧市で稼働するバイオマス専焼発電事業向け燃料チップ輸送の一部を担う。