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国交省、12/8に第2回「ナンバープレートのあり方」懇

2011年12月1日 (木)

行政・団体国土交通省は8日、「ナンバープレートのあり方に関する懇談会」の第2回会合を開催し、「ご当地ナンバー」と「希望ナンバー制」について協議する。

 

10月12日に開催した初会合では、ご当地ナンバーについて委員から拡大に前向きな意見が多く出された。

 

■第1回会合で委員から出された意見
「ナンバープレートへの地域名表示は今後とも必要」

 

「ご当地ナンバーの導入は、直ちに観光などの地域活性化につながるものではなく、地域の一体感の醸成や観光活性化のきっかけと考えるべき」

 

「ナンバープレートとして『必要な情報』と『無くてもいい情報』との切り分けが重要。本来の機能と付加された機能は当然必要だが、それ以外は自由にできるとすれば、個人のアイデンティティの確立にも寄与するし、経済的にもプラスになるのではないか」

 

「ナンバープレートのデザインなどを見直すとしても、封印制度の維持を前提とすべき」

 

「自動車の保有台数が減少している我が国の状況などを踏まえ、ナンバープレートの制度がいかにあるべきか、海外での見直しの事例も調べながら、論点を絞って検討していくべき」

 

「希望ナンバーの枯渇は、過去に使用された登録番号の再利用によって対応できるのではないか」

 

「ナンバープレートでの地域名の表示をどうするか、国民の関心が非常に高いが、デザインや配色を可能な限り見直すことができれば、ナンバープレートへの関心がより一層高まるのではないか」

 

「転居しても変更登録せずに愛着のある地域名を表示したナンバープレートを使い続けているようなケースも少なからず見受けられるところ、リコール制度の適正な運用の観点からは、ナンバーを変更しなくても現住所の把握ができるようなシステムとすべき」

 

「自動車メーカーが次々と電気自動車やプラグインハイブリッド車などの次世代自動車の普及を行っているが、次世代自動車とそれ以外でナンバープレートの色やイニシャルを差別化すれば、次世代自動車の今後の普及に拍車がかかるのではないか」

 

「ナンバープレートへの地域名表示は、観光地でどこから観光客が来訪しているかを把握できるなど、自動車ユーザー以外にも有用」

 

「ナンバープレートの一連指定番号のケタ数が増えた場合、々なシステムに波及し、々な面でかなりのコスト負担が生じることから、現状の4ケタを維持すべき」

 

「自動車保有関係手続のワンストップサービス、早期に中間登録への拡大や全国展開を図るべき」

 

「ナンバープレートへの地域名表示は、地域の絆という意味でも重要」

 

「自動車ユーザーの自由になる部分がナンバープレートにあってもいいのではないか」

 

「過去のご当地ナンバー導入の効果などをしっかりと検証することが必要」