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オカモト、リスク分散へ岡山県に物流拠点開設

2011年12月5日 (月)

ロジスティクスゴム・プラスチック製品の製造を手がけるオカモト(東京都文京区)は2日、100%子会社のオカモト通商が大阪以西の物流業務の改善を図るため、岡山県奈義町に物流拠点「岡山物流センター」を開設すると発表した。2012年1月から出荷業務を開始する。

 

これまで、西日本エリアへの配送は東日本の製造工場から直接配送を行なっていたが、岡山に物流拠点を開設することにより、リードタイムを短縮するとともに、自然災害を考慮した集積地のリスク分散、輸配送網の整備による環境負荷の低減につなげる。

 

2006年開設の茨城県「常総物流センター」、10年開設の同県「牛久物流センター」と連携し、西日本地区の顧客に対するサービスレベルを引き上げる。具体的には、あらかじめ東西の倉庫間移動を行うことで、納品までの所要時間短縮、緊急時の迅速な対応を行う。鉄道や船舶輸送を増やすことで、排出ガスを低減する。

 

当面は、生活用品を中心に取り扱い、顧客の要望に合わせて取扱商品を拡大していく。

 

■岡山物流センターの概要
所在地:岡山県勝田郡奈義町西原380-37 東山工業団地内
敷地面積:1万2722平方メートル
倉庫面積:6469平方メートル