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酒田市の「山居倉庫」、LED132台でライトアップ

2016年7月5日 (火)

話題パナソニックエコソリューションズ社は5日、山形県酒田市にある山居倉庫にLEDラインライト96台、LEDブラケット11台、LEDスポットライト25台の合わせて132台を納入し、8月からライトアップを開始すると発表した。

酒田市が取り組む「酒田テラス推進事業」の一環として、市の観光拠点となっている山居倉庫へLED照明器具を納入した。山居倉庫は、明治26年に建造された12棟からなる米の保管庫(農業倉庫)で、現在は9棟の倉庫のほかに、酒田市観光物産館「酒田夢の倶楽」や庄内米歴史資料館として使用されている。

NHKの連続テレビ小説「おしん」のロケ地としても知られ、毎年多くの観光客が訪れているが、これまで夜間は2棟のHID光源によるライトアップにとどまり、ほかの10棟はライトアップされていなかった。

そこで今回、12棟すべてにLED照明器具を納入し、ラインライトとスポットライトを、それぞれ切妻と屋根の端部に器具が目立たないよう設置。演色性の高い温かみのある光で、歴史的な白壁を美しく照らし、二重屋根の構造美を最大限に演出している。

窓には、建築デザインを引き立てるため、コンパクトで一体感のあるブラケットを採用。これらのLED照明器具は調光制御により、眩しさを抑えるだけでなく、光漏れを防ぎ、光害対策にも配慮したという。消費電力量は60%の省エネを実現した。

酒田市の「山居倉庫」、LED132台でライトアップ