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GLPが大阪に先進物流施設、マルカミ物流が一棟利用

2026年1月27日 (火)

拠点・施設日本GLP(東京都中央区)は27日、大阪市東住吉区で延床面積3万948平方メートルの先進的物流施設「Marq 大阪III」を完成させたと発表した。同施設は、物流・商業・公園を一体開発する「GLP大阪市東住吉区まちづくりプロジェクト」の第1棟目として整備されたもので、マルカミ物流(大阪府大東市)が専用施設として一棟全体を利用する。同社にとって大阪市内南エリア最大のハブ拠点となり、事業拡大を支える中核拠点に位置付けられる。

▲「Marq 大阪Ⅲ」の外観(出所:日本GLP)

立地は近畿自動車道・松原ジャンクションから6キロ、阪神高速環状線・西船場ジャンクションから12キロと、関西広域と大阪都心の双方へのアクセスに優れる。大阪内陸部と湾岸部の中間に位置し、ラストワンマイル配送に加え、奈良・和歌山方面への広域配送拠点としても機能する。関西国際空港や大阪南港への接続性も高く、チルド食品や航空貨物など多様な貨物ニーズへの対応を想定する。

施設は地上4階建てのボックス型で、荷物用エレベーター2基と垂直搬送機6基を備え、フロア間の効率的な搬送を可能にした。床荷重は1.5トン毎平方メートル、有効天井高は5.5メートルとし、重量物や高積載にも対応する。トラックバースは13.5メートルを確保し、ウイングトレーラーによる入出庫にも対応した。ドライバー用の入荷室を増設するなど、現場オペレーションの効率化にも配慮している。

環境面ではLED照明や人感センサーの導入、リサイクル建材の活用などを通じて省エネと環境負荷低減を図り、CASBEEランクA、ZEB Ready、BELS6スターの各認証を取得した。BCP対策として受変電設備を高所に配置するなど、水害リスクへの備えも講じている。

▲「GLP大阪市東住吉区まちづくりプロジェクト」完成イメージ(出所:日本GLP)

同プロジェクトは、日本GLPにとって公園や商業施設を含む区画整理事業への初参画となる。物流拠点整備と地域機能を融合させることで、雇用創出と地域活性化の両立を目指す。隣接地では「Marq 大阪IV」の開発も進んでおり、10月の完成を予定している。物流施設を核とした都市再生モデルとして、今後の展開が注目される。

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