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M&A中央魚類は13日、連結子会社のホウスイの全株式取得を目的とした公開買い付けが終了したと発表した。
買付価格は1株につき1220円で、買付予定数を375万5621株、買付予定数の下限を96万4400株と設定。下限を超える342万5278株の応募があったことから、その全てを取得する。
中央魚類はホウスイ株の55.15%を保有。中央魚類は水産物や加工品の卸売業を展開し、ホウスイは冷蔵倉庫を主軸事業に据える。
中央魚類はこのたびのホウスイ株の公開買い付けにより、経営資源やノウハウの相互活用や協業体制の強化を推進。水産ビジネスの高度化・最適化を図り持続的な成長につなげる狙いがある。
ホウスイの冷蔵倉庫ビジネスは、水産物流領域でも高い存在感を確保している。中央魚類はホウスイのこうした強みを活用することで、業容拡大と企業価値向上を促す考えだ。