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商船三井、台風被害のフィリピンへ支援物資を輸送

2012年1月6日 (金)

話題商船三井は6日、昨年12月中旬に襲来した台風21号の被災地・フィリピンミンダナオ島に位置するミサミス・オリエンタル州へ訓練船「スピリット・オブ・MOL」を派遣し、同社グループとフィリピン政府が準備した支援物資を輸送した、と発表した。

 

フィリピンの社会福祉開発省から緊急支援物資輸送の要請を受け、フィリピン近郊で訓練中のスピリット・オブ・MOLを急きょマニラ港に寄港させた。マニラ港では、同省手配の飲料水、食料、医薬品などに加え、同社グループが手配した米、衣類、毛布などの救援物資を、乗船中の訓練生と同国政府関係者が共同で積み込み、12月29日に出帆した。

 

1月1日に被災地近くのカガヤン・デ・オロ港へ入港し、翌2日に支援物資を陸揚げ。その後、船長、訓練生が救援物資を直接被災者に配布したほか、被害を受けた学校を掃除する支援を実施した。

 

同社の活動は現地新聞などメディアで大きく報じられ、カガヤン・デ・オロ市当局者から感謝の言葉が寄せられたという。