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阪神国際港湾、滋賀運送拠点へ内陸デポ移転

2016年9月8日 (木)

国内阪神国際港湾は8日、北陸・中京エリアから貨物を誘致する内陸拠点として運用してきた「インランドデポ滋賀」を滋賀県栗東市から同県甲賀市へ移転すると発表した。

これまで栗東市の日本通運大津支店内に設置していたが、日通との契約が9月末に満了するのを機に、甲賀市の滋賀運送の拠点へと移す。新拠点は10月1日に開設し、8000平方メートルの敷地のうち3000平方メートルを活用して滋賀運送が施設整備や作業を担う。取り扱い時間は平日8時30分から17時30分まで。

阪神国際港湾のインランドデポ事業は、内航船ネットワーク整備事業と併せ、北陸・中京地区の貨物を誘致することで阪神港の港勢拡大につなげる国際コンテナ戦略港湾施策の「要」に位置付ける。

北陸からの集貨拠点として運用するとともに、配送効率の向上と環境負荷の低減の有効策と見なされている「コンテナラウンドユース」を利用するなどして、滋賀地区でコンテナ詰めされる貨物を阪神港へ取り込む。

■新施設の概要
所在地:滋賀県甲賀市水口町さつきが丘8
運営者:阪神国際港湾
施設整備者:滋賀運送
作業者:滋賀運送
対象面積:3000平方メートル(敷地全体面積は、8000平方メートル)
取扱時間:平日8時30分-17時30分、日曜祝日年末年始・休み