ダイヘン、搬送から積卸まで行うAIロボット初公開

イベントダイヘンは9日、東京ビッグサイト（江東区）で13日から16日にかけて開催される国際物流総合展に出展し、来年4月に発売する「AI搬送ロボット」を初公開すると発表した。

この製品は、タブレットで目的地と作業内容を指示すれば自身で最適経路を判断し、目的地まで搬送するロボット。走行経路を示すガイドテープが不要なほか、目的地到着後にロボットが積載物の積卸しを行うリフト機能を備えている。ワイヤレス給電システムを標準搭載し、自動給電により工場の24時間完全自動化を実現するという。

ブースでは、AI搬送ロボットの実機デモレーションや、休息給電が可能な「AGVワイヤレス給電システム」、開発中の「高精度測位システム」を紹介する。13日には「ダイヘンの自動搬送システムに関する取り組みについて」と題したプレゼンテーションセミナーも開催する。

■国際物流総合展概要
日時：2016年9月13日から16日10時-17時
会場：東京ビッグサイト（東京都江東区有明3-11-1）
ダイヘンブース：東1ホール、ナンバー1-304
URL：http://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/

■プレゼンテーションセミナー
タイトル：ダイヘンの自動搬送システムに関する取り組みについて
日時：2016年9月13日13時-13時30分
会場：セミナーA会場（東1・2・3ホール側）
講師：鶴田義範氏（ダイヘンワイヤレス給電システム部）
定員：100人
費用：無料