ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ニトリ、大阪の3物流拠点を茨木市に集約統合

2016年9月20日 (火)
ニトリ、大阪の3物流拠点を茨木市に集約統合
空白

拠点・施設プロロジスは20日、大阪府茨木市で建設中の物流施設「プロロジスパーク茨木」をニトリが利用することになったと発表した。ニトリは6階建ての施設の1-5階部分、13万平方メートルを賃借利用する。

ニトリの物流子会社「ホームロジスティクス」(札幌市北区)が11月から来年1月にかけて段階的に入居を開始する。同社がプロロジスの物流施設を利用するのは、愛知県春日井市の「プロロジスパーク春日井」に続いて2拠点目。

プロロジスパーク茨木の先進的な施設性能、事業継続性や従業員雇用への配慮、大阪市内や西日本全域にアクセスしやすい立地などを評価し、賃貸借契約を結んだ。

プロロジスの施設の利用を開始するのに伴い、ホームロジスティクスは大阪エリアで運営している3つの物流拠点を集約統合し、西日本の戦略拠点に位置付ける。

プロロジスパーク茨木は、供給が少ない関西内陸部に開発中のマルチテナント型物流施設で、延床面積が18万9700平方メートルと関西最大級の広さを持つ。

中国自動車道、名神高速道路、近畿自動車道の交わる吹田ICへ6キロ、茨木ICへ5キロ、大阪中心部まで30分でアクセスできる物流適地にあり、17年に開通する新名神高速道路の茨木北IC(仮称)にも近い。

周辺地盤は災害リスクが低く、非常用発電機や緊急地震速報システムなどプロロジス独自の設備を整え、入居企業の事業継続をサポート。カフェテリアや通勤用シャトルバスを提供するなど、働く環境にも配慮した施設として、今月末に竣工する。

ニトリが入居することで、プロロジスパーク茨木は残り1フロアとなるが、プロロジスでは引き続き入居企業を募集している。

■施設概要
所在地:大阪府茨木市彩都
階数:地上6階建て
敷地面積:8万200平方メートル(2万4273坪)
延床面積:19万平方メートル(5万7369坪)
着工:2015年6月
竣工:2016年9月末