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室井国交政務官、欧州で阪神・京浜港への寄港要請

2012年1月24日 (火)

行政・団体国土交通省は23日、室井邦彦・国土交通大臣政務官が欧州で17日から21日にかけて国際コンテナ戦略港湾のトップセールスを行ったと発表した。

 

室井政務官はコンテナ船の船腹数世界3位のCMA-CGM社(フランス)、マースク社(デンマーク)、仏・デンマーク両国政府に対し、国際コンテナ戦略港湾政策を説明するとともに、基幹航路である欧州航路と北米航路の維持・拡大を求めるトップセールスを行った。

 

プレゼンテーションでは、(1)国際コンテナ戦略港湾として選定した阪神・京浜港に対して高規格コンテナターミナルを国が整備することにより、ターミナルコストを削減すること(2)国内フィーダー網の整備により、日本各地からのコンテナ貨物集約を図ること(3)港湾運営会社の設立により、効率的な港湾運営のための推進体制を整えること――などを説明。併せて基幹航路のコンテナ船が、阪神・京浜港に寄港することを要請した。

 

訪問先では、日本の新たな港湾政策が評価されたものの、「ターミナルコストなどが高いのが課題。新たな政策によるコスト低減の早期実現を期待する」との反応があったという。