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サッポロ、韓国でサッポロプレミアムの販売を強化

2012年1月25日 (水)

産業・一般サッポロホールディングスは24日、グループのサッポロインターナショナルが韓国でのサッポロプレミアムの販売を強化するため、業務提携している韓国大手乳業メーカーのメイル乳業が全株式を保有するサッポロプレミアムの販売会社「エムズビバレッジ」の株式15%を31日付で取得すると発表した。

 
韓国の輸入ビール市場は、ビールの総需要がダウントレンドの中、昨年も2年連続2桁増と急速に拡大、特に日本ブランドのビールはプレミアム商品として高い評価を得ており、サッポロホールディングスでは韓国で本格的な事業展開に取り組むため、2010年11月にメイル乳業と業務提携した。

 

メイル乳業はサッポロプレミアムを販売するためにエムズビバレッジを設立、新規に社員を採用し、コンビニエンスストア、スーパー、飲食店などに対してマーケティングを展開している。

 

サッポロインターナショナルは今後、株式の取得に合わせて非常勤取締役(理事)の派遣による経営・マーケティング戦略への関与や、営業部員へのマーケティング手法、生ビールの品質管理手法などの指導を通して、韓国でのサッポロのブランド価値と商品販売体制の強化を目指す。

 

3年後の2015年には、売上を150万函(350ミリリットル×24本換算)にまで拡大し、韓国での輸入ビールブランド首位を目指すとしている。