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DHLサプライチェーン、ヘルスケア領域の物流を拡充

2012年1月25日 (水)

メディカルDHLサプライチェーン(東京都品川区)はこのほど、東京都からDHL東京物流センター(同)で医療機器製造業(包装・表示・保管)許可を取得し、ヘルスケア領域の物流サービスを拡充したと発表した。

 

医療機器製造業(包装・表示・保管)の許可取得により、同社は医療機器の保管・配送、QMS(品質マネジメントシステム)に則った市場出荷前の医療機器の製造行為を実施できるようになった。

 

従来の医療機器の保管・配送に加え、輸入から製造(包装・表示・保管)・市場出荷までの物流を専門的知識に基づいて一貫して担うことが可能になったことで、同社では「ヘルスケア業界の顧客の物流の効率化に貢献する」としている。

 

顧客は、DHLサプライチェーンに委託することで、製品検査結果前の仕掛品の製造工場での在庫と市場出荷許可を得た完成品の配送用保管倉庫での在庫とを二重に管理する必要がなくなり、プロセスを削減し、在庫管理を効率化することができる。

 

許可取得に際し、同社はDHL東京物流センター内に医療機器製造業の温度管理スペースを新設し、QMSに基づいた医療機器製造業での責任技術者を常駐させた。